春が近づくと、進学や就職で家を出る子どもたちの準備が少しずつ始まります。
新しい生活に向けて胸をふくらませているのは、子どもだけではありません。
親にとっても、それはうれしさとさみしさが入り混じる、大きな節目のタイミングです。
本当は「行かないで」と言いたい。
でも口から出るのは「がんばってね」という言葉。
そんな複雑な気持ちを抱えながら、子どもを送り出す親御さんも多いのではないでしょうか。
うれしいのにさみしい、親の本音
長年いっしょに暮らしてきた子どもが家を出るのは、喜ばしい成長の証です。
自分で選んだ進路に向かって歩き出していく姿は、とても頼もしく見えます。
一方で、毎日のように聞こえていた足音や、何気ない会話がなくなると思うと、胸の奥がきゅっとするような、さみしい気持ちになるのも自然なことです。
朝起こす必要もなくなり、夕食の量も減る。
洗濯物の山も小さくなる。
そうした一つ一つの変化に、「本当に行ってしまうんだな」と実感がわいてくる方も多いはずです。
本当は言いたいことをのみ込んで
部屋探しや引っ越しの準備が進んでいくほど、親としてはさまざまな不安も出てきます。
ちゃんと起きられるだろうか。
ごはんをきちんと食べるだろうか。
体調を崩したとき、誰にも頼れず困るのではないか。
そんな心配があるからこそ、「本当に一人で大丈夫なのか」「やっぱり家から通えないかな」と言いたくなることもあるでしょう。
それでも、子どもの前ではできるだけ不安な顔を見せずに、「いい部屋が見つかるといいね」「新しい生活、楽しみだね」と背中を押そうとする。
そのがまんや気遣いこそ、親の大きな愛情といえるのかもしれません。
「がんばってね」にはたくさんの意味が込められている
送り出すときにかける「がんばってね」というひと言には、たくさんの気持ちが込められています。
自分の選んだ道を信じてほしいという願い。
困ったときはいつでも頼ってほしいというメッセージ。
うまくいかないときがあっても、それでもあなたを応援しているという思い。
決して、「弱音を見せないで」「失敗しないで」というプレッシャーではなく、あなたなら大丈夫だと信じているよ、というあたたかいエールです。
親子どちらにとっても不安な旅立ちだからこそ、そのひと言が、お互いの支えになっていきます。
離れても変わらないつながりのつくり方
一人暮らしが始まると、会える頻度はどうしても減ってしまいます。
しかし、距離が離れても、親子のつながりが薄くなるわけではありません。
定期的にメッセージを送り合ったり、週に一度だけ電話をしたり。
負担にならないペースで連絡を取り合うことで、お互いの安心感につながります。
親の側からは、
・無理に根掘り葉掘り聞きすぎないこと。
・少し元気がなさそうなときは、「大丈夫?」とさりげなく声をかけること。
その積み重ねが、「離れていても見守ってくれている」という心強さにつながります。
安心できる住まいを選ぶことも、大きなサポート
子どもを送り出すときに、親としてできることの一つが「安心できる住まい選び」です。
・防犯面は十分か
・通学に無理はないか
・生活に必要な施設は周辺にそろっているか
こうした条件を親子で一緒に確認しておくことで、子ども自身も新生活への不安が和らぎます。
司興産の学生マンションは、初めて一人暮らしをする学生さんと、そのご家族の不安を少しでも減らせるような環境づくりを大切にしています。
日中は管理人さんが常駐し、困ったときには気軽に相談できる体制があります。
また、24時間つながるコールセンターがあるので、夜間や休日のトラブルにも対応が可能です。
食堂付きの物件では、栄養バランスの整った食事をとることができ、健康面でも安心して送り出すことができます。
「行かないで」の気持ちごと、そっと背中を押す
子どもが家を出るとき、心のどこかで「行かないで」と願ってしまうのは、ごく自然な感情です。
その気持ちを否定する必要はありません。
大切なのは、そのさみしさごと受け止めながら、子どもの新しい一歩を応援してあげること。
うしろ髪を引かれつつも、「がんばってね」と笑顔で送り出せたら、それだけで十分すてきな親の姿だと言えるのではないでしょうか。
離れて暮らすこれからの日々の中で、親子それぞれの時間が少しずつ広がっていきます。
その変化を前向きに受け止めながら、新しいかたちのつながりを育てていけるとよいですね。


