2019.04.17 Study

どんなことを学べるの?学部紹介(理系編)

どんなことを学べるの?学部紹介(理系編)

高校で学ぶ理系科目といえば、数学、生物、化学、物理、地学ですよね。
だけど大学ではたくさんの理系学部が存在します。
一体どんな学部があるの?
それぞれの学部ではどんなことが学べるの?
今回は主要な理系の学部をご紹介していきます。

理学部

理学部では、高校で学んだ理系科目をさらに深く研究する学部です。理学部にある学科としては、数学科、物理学科、化学科、生物学科、地学科などがあります。
自然科学全般を学び研究することを目的としており、「宇宙はどうなっているの?」「地球温暖化を食い止めるには?」などといった疑問を持つ人が理学部に進みます。

就職先は?

報通信業、製造業、公務員、金融業など、就職先はさまざま。学科で学んだ知識を活かし、ITエンジニアや化学メーカーの研究開発職として活躍する人も多いです。

工学部

工学部は、分かりやすく言うと「モノづくり」を学ぶ学部です。日本の工学部の学科は660以上存在しており、機械系、自動車・輸送機器系、IT・情報系、建築・設備系・電気・電子系など多岐に渡ります。

就職先は?

工学部では実践的な技術を身につけることができるので、どんな企業でも活躍できるでしょう。
トヨタ、ホンダなどの自動車業界、パナソニック、ソニーなどの電機メーカー業界、他にも東京電力、大阪ガス、NTTなど、ありとあらゆる業界の技術職に進むことができます。

農学部

農学部では、農業を中心とした産業の発展や、自然環境問題の解決法、最新のバイオテクノロジーなどの研究を行う学部です。
農学部=農業というイメージが強いですが、その研究分野は農業だけにとどまらず、農学、園芸学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、国際地域開発学、資源生物科学、応用生命科学……など非常に幅広いです。
地球の環境破壊、食糧危機など、さまざまな問題が生じている昨今ですが、その問題に正面から向き合い、解決に導く方法を研究する学部が農学部です。

就職先は?

食品メーカー、薬品・化粧品メーカー、園芸関係などへの就職が多いです。

医学部

医学部では医療の第一線で活躍するような医療従事者や医療専門職、教育者になるための知識、技術を学ぶことができる学部です。
一般教養や基礎医学から、医療現場での臨床実習など、医療現場で必要なすべてのことを学ぶ学部だと言えるでしょう。
生命を扱う学部ですから、その難易度もかなり高くなっています。医学部の医学科は6年制で、5〜6年次は臨床実験が中心になってきます。

就職先は?

学科によって就職先はさまざまで、医学科ならば医師、保健・看護学科では看護師が多いです。他の学部に比べると民間企業へ就職する人は少ないですが、製薬会社での研究職や公務員になる人も一定数はいるようです。

いかがでしたか?
今回は主要な理系の学部をご紹介しました。
他にもたくさん学部があるので、しっかりと情報を集めて、自分にぴったりの進路を決めましょう。

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