いよいよ迎える受験本番。
ここまで頑張ってきたからこそ、前日や当日のちょっとした体調不良で力を出し切れないのはもったいないですよね。
緊張や寒さ、環境の変化など、受験当日は普段以上に体に負担がかかります。
大切なのは「前日から整える」という意識。
親と子、それぞれの立場でできるサポートを見ていきましょう。
受験前日の過ごし方
受験前日は、できるだけ普段通りの生活を心がけましょう。
焦って夜遅くまで勉強しても、当日の集中力が下がってしまいます。
軽く復習をしたら早めに布団に入り、しっかり睡眠をとることが大切です。
特にこの時期は空気が乾燥しやすく、のどの不調から風邪をひくケースもあります。
加湿器を使ったり、寝る前にうがいをしたりして、体調を整えておきましょう。
また、試験会場までのルートや所要時間を前日までに確認しておくと安心です。
もし電車の遅延があっても対応できるよう、少し早めに出発する計画を立てておきましょう。
親ができるサポート
受験前日は、つい「大丈夫?」「忘れ物ない?」と何度も声をかけたくなりますが、必要以上に緊張をあおらないことが大切です。
いつも通りの雰囲気で、温かく送り出してあげるだけでも十分なサポートになります。
当日の朝は、消化のよい朝食を用意しましょう。
おにぎり、バナナ、スープなど、エネルギーが持続する軽めのメニューがおすすめです。
無理に食べさせようとせず、「少しでも食べられたらOK」と見守る気持ちが大切です。
また、寒さ対策も忘れずに。
カイロを多めに持たせたり、試験中の室温差に備えて脱ぎ着しやすい服装を選んでおくと安心です。
受験会場で親が付き添う場合は、待ち時間にカフェなどで休める場所をチェックしておくのもポイント。
長時間外で待つと体が冷えてしまうので、暖かい場所で過ごせるよう準備しておきましょう。
子どもが意識したいポイント
受験当日は、いつもと違う環境で緊張するもの。
そんなときほど「深呼吸」を心がけると、気持ちが落ち着きます。
試験前に軽く体を伸ばしたり、深呼吸をしたりするだけでも集中力が高まります。
緊張を“なくす”のではなく、“受け入れる”くらいの気持ちで臨むのがコツです。
持ち物チェックも忘れずに。
受験票・筆記用具・腕時計・学生証・予備のマスクなどは前日にまとめておくと安心。
意外と忘れがちなのがティッシュやハンカチ、予備のペン。
すぐ取り出せる位置に入れておきましょう。
体調が不安なときの備えも大切
万が一、受験直前に体調を崩した場合は、無理をせず学校や試験主催者に相談を。
追試や別日受験に対応してくれる場合もあります。
また、オンライン診療を利用すれば、自宅から医師に相談できるケースもあります。
特に発熱やのどの痛みなど、外出を控えたいときに便利です。
受験シーズン前に利用できるクリニックを調べておくと安心です。
受験を終えたあとこそ、ゆっくり休もう
受験が終わると気が抜けて体調を崩す人も多いです。
試験の結果を気にするより、まずはしっかり休むこと。
温かい食事と睡眠をとって、心と体をリセットしましょう。
また、受験を機に春からの新生活を考える人もいるかもしれません。
司興産の学生マンションなら、管理人さんが日中常駐していて、24時間つながるコールセンターも完備。
体調を崩したときもすぐに相談できる体制が整っています。
受験も新生活も、「準備」と「安心」があればきっと乗り越えられます。
親子で支え合いながら、最高のコンディションで本番を迎えましょう。


