2019.09.25 Study

京大OGが教える受験対策(リスニング編)

京大OGが教える受験対策(リスニング編)

英単語や英文法は「暗記」がメインで、試験や受験対策でとなると、やり方も絞られてくるので勉強しやすいと思います。しかし、リスニングは自分の「リスニング力を鍛える」ことが必要ですよね。
今回はリスニング力を鍛える方法をご紹介します!

おすすめの方法は「ディクテーション」と「シャドーイング」

みなさんは「ディクテーション」や「シャドーイング」という言葉をご存知ですか?
ディクテーションは、聞こえた音声を紙に書き起こすこと。何が聞き取れていないか正確にわかり、スペルの確認もできます。
シャドーイングは、教科書などの教材の音声を影(shadow)のように、聞こえたまま少し遅れて声に出すこと。語彙力を高め、スピーキング力も伸ばす、全体的にとても効果的な英語の勉強方法なんです。

ディクテーションとシャドーイングのやり方

いろいろなやり方があるようですが、いきなり上級者向けの方法を実践して成功する人なんていませんし、続けられなくては意味がありません。ここでは、私のおすすめの方法を紹介したいと思います。

1.教材準備

まずは簡単なものを選びましょう。
学校で使っている教材ならば音声のCDがついているものが多いと思うので、まずはそれで試してみましょう!

ポイント
正しい英文、難しすぎない内容、早すぎない音声。
これらを考慮した上で教材を決めるのが重要です。いきなりニュース番組を選んでは、正しい英語が使われていても、内容や音声に全くついていけずに投げ出しかねません。

2.リスニング

一度本文を見ずにそのまま音声を聞いてみましょう。
これがリスニングの問題文なら音声は1回か2回しか流れないので集中してくださいね。

3.ディクテーション

音声を聞きながら書き取りをしてみましょう。
細かく切って止めながらではなく、一文か短い文章で、聞きながら一気に書いてみます。これ以上はわからない、というところまで何回でも繰り返し聞いて、その後で本文と照らし合わせて答え合わせです。その英文の意味を理解することと単語のスペルチェックも忘れずに!

ポイント
聞き取れないところはスペースを空けておくか、音でなんとなく書いてみると良いですよ。そこで手を止めると、焦ってその先の英語も頭に入ってこなくなってしまうんです。少しでもわからないと思ったところはスパッと諦めて、次の単語に進みましょう。

4.シャドーイング

音声を聞こえたまま、真似して声に出してみましょう。
本文を読むのではなく、耳に入ってきた情報だけを頼りに発音します。音声と同じスピードで言えるまで何回でも繰り返してください。音声を「真似する」というのも重要です。文中での発音が、単語だけで発音するときと違うことに気付くことができると思います。

ポイント
いきなりシャドーイングが難しかったら、音読や「パラレルリーディング」から始めましょう。パラレルリーディングは、音声に合わせて音読をすることです。発音は気にせず、早さに慣れることが目標です。
反対に、難易度を上げて発音を完璧にしたいなら、自分の声を録音して、教材の音声と聞き比べながら練習するとステップアップできますよ。

繰り返す、続ける、楽しむ!

リスニング力を鍛える方法として、ディクテーションとシャドーイングを紹介しました。合う、合わないは人それぞれなので、どちらかでも良いと思いますが、聞くのも書くのも声に出すのも、繰り返し行うのが一番身に付くと私は実感しました。また、耳に英語に慣れてもらう為に、英語を聞くことを習慣にしてしまいたいですよね。勉強の息抜きに、洋楽を聴いたり好きな映画を英語音声と英語字幕で観てみたり、というのはいかがですか?

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