2019.07.20 Knowledge

大学生の一人暮らしで1ヶ月にかかる費用……目安ではどれくらいかかるの?

大学生の一人暮らしで1ヶ月にかかる費用……目安ではどれくらいかかるの?

大学生の一人暮らしの生活でかかる費用の項目って?

一人暮らしを始めると、今までは意識しなかった費用までかかってきます。
大学生の一人暮らしでかかる主な費用としては、

・食費
・住居費
・交通費
・教育娯楽費
・書籍費
・勉学費
・日常費
・電話代

などなど。
これだけ並べても、項目がたくさんありますよね。
一人暮らしを始めると、実家にいる時は親まかせだった費用の大半を自分でまかなわなければいけません。
そして、上記に挙げた費用に加えて引越しの初期費用がかかってきます。

初期費用ってどれくらい?

不動産にかかる費用ってどれくらい?

初期費用で必ず必要になってくるのが、部屋に関する費用。
「一人暮らしって、家賃だけ払えばいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、部屋を借りるにあたってたくさんの費用がかかります。
賃貸物件をLINEやアプリで紹介するサービス
エイブルAGENTによると、
たとえば大阪で家賃5万円のワンルーム物件を借りるとすると、初期費用の目安は約46万円になります。

敷金(1ヶ月分) 50,000円
礼金 50,000円
前家賃 50,000円
仲介手数料 50,000円
火災保険料(相場価格) 20,000円
鍵交換(相場価格) 15,000円
保証(相場価格) 20,000円
引越し費用(平均) 100,000円
家電等購入費用(平均) 100,000円
合計 455,000円

エイブルAGENT より引用

初期費用だけでこんなにかかるんですね!
「敷金」「礼金」くらいしか馴染みがないかもしれませんが、他にも火災保険料、仲介手数料など、いろいろな費用がかかります。
一人暮らしを始める際は、初期費用も十分加味して考えましょう。

家具・家電にかかる費用ってどれくらい?

一人暮らしを始める際、部屋だけではなく家具や家電も用意する必要があります。
本棚やベッドなどの家具は実家から持っていけるものもあるかもしれませんが、家電はそうもいきません。
エイブルAGENTによると、家電等購入費用の平均額は約10万円。
冷蔵庫や炊飯器、電子レンジや掃除機、ドライヤー、カーテン……などなど、細かいものまで考え出したらきりがありません。
これに加えて、新調する場合はベッドや布団一式も必要になりますし、また、人によっては電気ポットやアイロンなどもほしくなりますよね。
そう考えたら、軽く20万は超えることも……。
最近では家具・家電つきの物件があったり、学生マンションだと共用部分に洗濯機や乾燥機が備え付けられている物件もあるので、その部分もきちんと考えて部屋探しをするといいでしょう。
物件によっては、家具や家電にかかる費用をぐんと抑えることもできますよ。

引っ越しにかかる費用ってどれくらい?

引越し比較サイト「引越侍」の調査によると、
同都道府県内の引越しで 33,000円程度
遠方への引越しで 60,000円以上
という結果が出ています。
ただ、学生の引越しが最も多い3月~4月は引越しの繁忙期となり、引越し料金が通常の1.5倍程度に膨れ上がってしまうことも。
また、合格発表から入学まで期間が非常に短いため、思うように引越し業者が見つからない……ということも多々あります。
引越し業者だけでも早めに押さえておくのもいいかもしれません。

1ヶ月にかかる費用ってどれくらい?

食費ってどれくらい?

第54回学生生活実態調査の概要報告によると、1ヶ月にかかる食費の平均は、同調査で約25,000円。
大学生になると外食も増えるため、結構な支出額になってしまいます。
まかないが出るアルバイトをしたり、なるべく自炊をしたりすることで、食費を抑える工夫をするといいでしょう。

家賃・光熱費・水道代ってどれくらい?

一人暮らしで必ずかかるのが家賃・光熱費・水道代など。実家暮らしの時はなかなか意識していませんでしたよね。
第54回学生生活実態調査の概要報告によると、相場は以下の通りです。

・家賃52,560円
・電気代3,257円
・ガス代2,537円
・水道代1,342円

第54回学生生活実態調査の概要報告 より引用

光熱費の目安としては、ひと月あたり7,136円となります。
ひと月で考えると大したことがないように思うかもしれませんが、これが積み重なると結構な負担になりますよね。
食費や交際費と違って、なかなか節約が難しいのも光熱費の特徴です。

勉学費・書籍代ってどれくらい?

大学生の支出では、勉学費や書籍代も必ずかかってきます。
第54回学生生活実態調査の概要報告によると、相場は

・勉学費1,830円
・書籍費1,710円

第54回学生生活実態調査の概要報告 より引用

となっています。
大学生になると履修する講義によっては参考書がたくさん必要だったり、本をたくさん購入する必要もあるので、このくらいの出費はかかってきそうです。
また、大学生は就職活動に有利となる資格をたくさん取るチャンス。
資格取得のための参考書・問題集なども必要になりそうです。

交際費ってどれくらい?

上記調査の「食費・娯楽費・日常費・その他」を考慮すると、大体2万円前後となります。
大学生になると部活やサークル・アルバイトでの付き合いで外食をする機会が増えることもあり、大体2万円くらいはかかってくるんじゃないでしょうか。
交際費はコミュニケーションをはかるのに必要となってくるため、なかなか削ることは難しいものです。

大学生の収入ってどれくらい?

アルバイト代って平均どれくらい?

同調査によると、アルバイト先の時給にもよりますが、月々の平均収入は31,670円。
ただ、入学したばかりだと忙しくてなかなか思うようにアルバイトができません。
特に1年生は履修する講義が多く、それに加えて部活・サークル活動も行うとなると、なかなかアルバイトをする時間が取れないのが実情です。

仕送りって平均どれくらい?

同調査によると、大学生の仕送りの平均は71,500円。
家賃と水光熱費を考えると、やはり食費やその他生活費は自分でまかなう必要がありそうです。
入学したばかりだとなかなか難しいですが、アルバイトをして自分で自由に使えるお金を増やすといいでしょう。
また、奨学金の申請をするのも一つの手です。

東京圏と京阪神で生活費ってどれくらい違うの?

記事画像
出典:日本学生支援機構

日本学生支援機構の調査によると、1年間の学生生活費は東京圏が2,560,000円、京阪神では2,142,100円と、約42万円の差があるようです。
その理由は家賃や物価の差。やはり東京圏に比べると、京阪神は全体的に地価や物価が低いため、これほどの差がつくようです。

いかがでしたか?
細かく見ていくと、一人暮らしにかかる費用の項目はたくさんあります。
家計の状況を親子で話し合うのはちょっと気がひけるかもしれませんが、将来に関わることなので、進学先を決める時にはきちんと経済状況を把握して相談するといいでしょう。

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