2020.03.28 Life Style

大学サークルの魅力①落語研究会

大学サークルの魅力①落語研究会

大学にはさまざまな部活やサークルがありますよね。
中学・高校よりも種類が多く、自由度が増すのが特徴。
中にはちょっと馴染みがないサークルも……。
今回は落語研究会についてご紹介します!

落語研究会とは?

落語研究会は、その名の通り落語を研究・演じる団体のこと。
通称「おちけん」なんて言われることもあります。

みなさんは落語についてご存知でしょうか?
若い人だとなんとなくテレビで見たことがある……というだけで、直接聞きにいったことがある人は少ないかもしれませんね。

落語とは、江戸時代に成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一つ。最後に「オチ」がつくのが特徴で、扇子や手ぬぐいを使いながら、さまざまな人の声色を演じ分けて話を進めます。そばを食べる、酒を飲む、人に何かを手渡す、会話をする……などなど、あらゆる動作をパントマイムのように行いながら話が展開するのでとてもおもしろいですよ。

落語研究会では

大学の落語研究会では、落語を練習したり、定期的に寄席を行ったりします。
大学によっては太鼓や三味線、笛を演奏し、寄席に流れる音や出囃子を行うことも(下座)。
ただ話すだけでなく、その場の雰囲気までも演出していくんですね。

練習方法

所属するサークルにもよりますが、大抵は落語のDVDやYouTubeなどで動画を見ながら練習します。
ただ内容を覚えるだけではなく、「どうやったらおもしろく伝わるか」を自分なりに考えながら抑揚をつけたり、オリジナルの笑いを取り入れたりするなどして、自分の色を出しながら練習していきます。
また、下座の演奏をするサークルではその練習をすることも大切。
落語というと一人で話すイメージがありますが、仲間が一丸となって作り上げるものでもあるのです。

しっかりと練習を重ねたら、定期的に学内で寄席を行ったり、他の大学との合同で寄席をする機会もあります。
また、本格的な落語の余興を行うこともあります。

落語研究会のおもしろいところ

子供からお年寄りまで幅広い層から人気があるため、寄席に来る客層もさまざま。
同じ大学の学生だけでなく、他の大学の人や年配の方まで、さまざまな人たちと交流することができます。
また、人前で堂々と話すことが必須になるため、度胸は人一倍つきます!

大変なこと

やはり落語を覚えることが1番大変でしょう。
いろいろな落語家のDVDを見たり、実際に落語を見にいくなど、研究に研究を重ねます。
声の抑揚だけでも話の雰囲気がぐっと変わるので、ただのスピーチにならないように注意をすることが必要です。
しかし、いざ寄席で落語を披露すると、お客さんが真剣に話を聞いてくれたり、笑ってくれたりするので、苦労した分だけ喜びもあります。

いかがでしたか?
今回は数あるサークルの中から落語研究会をご紹介しました。
細かい部分は大学によって違いますが、共通しているのは「落語を楽しむ」ということ。
落語に興味を持ったら、ぜひ一度落語研究会を見学してみてくださいね。

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