
いよいよ新生活。ワクワクしながら家具をそろえていたら……
「えっ、ベッド入らない!?」
「机で窓がふさがった!」
「クローゼット、開けづらい…!」
そんな「狭い部屋あるある」、実はけっこう多いんです。
今回は、家具を買う前に知っておくだけで快適さがグッと変わるポイントをご紹介します。
「サイズOK」だけじゃ足りない!動線が死ぬ問題
家具のサイズを測って「よし、置ける!」と思っても、実際に置いてみたら、ベッドの横を通るのがギリギリだったり、ドアが開けにくくなったりすることも。
家具を買いそろえる時は以下のポイントをチェックしましょう。
・家具を置いた時通路が60cm以上あるか(人が楽に通れる目安)
・ドアやクローゼットの開閉の邪魔にならないか
・コンセントが隠れてしまわないか
「置けるかどうか」ではなく、「生活できるかどうか」で判断するのがポイントです。
「ベッドが部屋の7割を占める」の罠

「ベッドは広めがいいよね!」とセミダブルを買ったはいいものの、気づけば部屋のほとんどがベッドで埋まってしまった……なんてことも。
狭い部屋では、
・ロフトベッド
・脚付きマットレス(下を収納に)
・ ソファベッド(昼はソファ、夜はベッド)
など「兼ねるタイプ」の家具が便利!
空間が広く見えるだけで、気分もスッキリします。
また、ベッドではなく布団にするのも一つの手。
たたむのが面倒というデメリットもありますが、暮らす上ではスペースを取らなくていいのでかなり快適になります。
意外と場所をとる椅子と机

勉強やリモートワーク用に机と椅子を買う人もいますが、奥行き・高さ・椅子を引くスペースを含めると意外と場所を取ります。
それでもどうしてもほしい!という人は、以下の点に注意して選びましょう。
・折りたたみデスク(必要な時だけ展開)
・ 壁付けカウンター or 窓際デスク
・座椅子+ローテーブルで空間にゆとりを
「床に座る生活、意外と快適かも!」という声もよく聞きます。
収納家具で「部屋が狭くなった」問題

収納力を求めて棚やチェストを追加しまくると逆効果になるのを知っていますか?
「収納のための家具が場所をとって、部屋がごちゃごちゃに……」というパターンも。
おすすめは、
・隠す収納より見せる収納(省スペースでもスッキリ)
・ベッド下・壁・扉裏を活用したデッドスペース使い
・ 最初にモノを「減らす」ことも忘れずに!
家具付き物件を選選ぶ
「家具選びに失敗したくない」
「引っ越しが多いから、あまり買い足したくない」
そんな人にぴったりなのが、家具付き物件。
その名の通り最初から家具が備え付けなので、選ぶ手間や費用がぐんと減ります。
特に大学入学から一人暮らしを始める時、バタバタしていて何かと大変ですよね。
そんな時は家具や家電付き物件を視野に入れて探してみるのも一つの手です。
司興産の学生マンションには、家具付き物件や洗濯機がある物件もありますので、気になる方はぜひ調べてみてください。
狭い部屋こそ、ちょっとした工夫やサイズ感の違いで暮らしやすさが大きく変わります。
買う前にちょっと立ち止まって、「この部屋でどう過ごしたいか?」をイメージしてみてください。
そして、失敗ゼロのスタートが切れるように、お部屋選び&家具選び、どちらもじっくり楽しんでみてくださいね。