2021.08.11 Knowledge

ゼミやグループワークで使えるアプリ4選

ゼミやグループワークで使えるアプリ4選

大学に進学すると、個人で対応することも勿論多いですが、ゼミやグループワークといったように学科の他の学生や先輩たちと組んで、協力して成果をあげる活動が増えてきます。
特に自由な時間の多い学生にとって、集団での活動に必要なのは「効率の良い連携」に尽きます。特に感染症の影響で対面・集合しづらい昨今では、遠隔(オンライン)でのやり取りも重要になります。
今回は、そうしたグループ活動に役立つアプリを4個紹介し、特徴や機能について解説していきます。

役立つアプリ1「Google Workplace for education」

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出典:Google for Education

oogle Workspace(旧GoogleApps、G Suite)for education は、教育や勉強、グループワーク等の学習活動に役立つGoogleアプリ群を、クラウド環境すなわちインターネット上で利用できるようにしたものです。
Google Workplace for educationは条件を満たした教育機関に対して無償で提供されているため、学生や個人ではなく研究室や教育機関単位で導入するべきソリューションです。国内の複数の大学や、一部の先端的な取り組みで知られる高等学校でも導入事例が報告されています。
Google Workspaceで扱えるアプリは、Gmail・GoogleChat・GoogleDrive・Googleカレンダー・ドキュメント・スプレッドシート・スライドといった、現在では個人使用も一般的になりつつある代表的なアプリが揃っています。
中でも「Classroom」は学生と教員による課題管理プラットフォームとして教育機関に特化したアプリになっていて、ゼミの指導教員からの課題出題や学生へのフィードバックに非常に便利です。
また、大学以降のグループワークやゼミ活動では、スライドとドキュメントはレポートを書いたり成果を発表したりする時に必ず使いますし、グループワークの制作素材や持ち回りの成果物はドライブですぐに共有できます。
そして、グループワークのスケジュールやタスク進捗状況の共有、ToDoの整理などにはカレンダーやスプレッドシートを活用できますし、リアルタイムの話し合いにはチャットやMeet(ビデオ会議アプリ)が、連絡事項の一斉周知にはGmailが便利です。

役立つアプリ2「Zoom」

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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Zoomとは、簡単にいえばクラウド型のビデオ会議アプリで、誰でも簡単に複数人でのオンライン会議を行えます。国内で大きく報道されたことからも分かる通り、オンライン会議ツールの中でもトップシェアを誇り、まさにその手のアプリの代表格というべき存在です。
 感染症の世界的パンデミックに合わせて需要が急騰しながらも、独自の映像圧縮技術を用いることでストレスなく安定した通信を提供してくれるだけでなく、ミュートやバーチャル背景など、状況に応じた多彩な機能を使えることで一気に普及が進みました。大学のオンライン授業や企業のWeb会議や朝礼、卒業式・入学式など各種式典で使用されたことも話題になりました。
 学年単位の式典という大きな規模での利用もできるなら、少人数のゼミやグループワークでのオンライン会議くらいなら楽勝でしょう。
随時、ホワイトボードやメモアプリなど別のアプリの画面で制作した図表やレジュメなどをボタン1つで全員に開示し、ポインタで指し示しながら説明できるので、遠隔での研究発表にも支障ありません。
映像や音声だけでなく、文字チャットでのコミュニケーションが可能なので、状況に応じた柔軟な対応が可能です。

役立つアプリ3「TimeTree」

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出典:Google play

大学生になれば一気に交友関係も幅広くなり、同じ学科の仲良しメンバーだけでなく、サークルや部活動、ゼミ、授業でのグループワークといったように色々な場所にグループができるもの。このように色々なグループに所属する忙しい大学生におすすめなのが「TimeTree」。
グループ別のカレンダーをメンバーと簡単に共有できるアプリなので、ゼミやバイト、サークルなどのグループをすべてTimeTreeで作ってしまえば、スケジュール調整がこのアプリ1つで完結できます。
カレンダーに変更を入力すればメンバー全員に通知が行くので、スケジュールの変更もすぐに気づくことができますし、グループごとにToDoリストやメモも共有できるので、グループワークの進捗報告にも使えます。
もしTimeTreeでカレンダーを共有していないけどスケジュールを伝えたい相手がいる場合にも、個別の予定だけをLINEで共有することも可能です。

役立つアプリ4「LINE WORKS」

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出典:LINE WORKS

「LNE WORKS」はプライベートでも使っている人の多いコミュニケーションアプリ「LINE」の発展版。LINEと同じくトークルームを備え、チャットでのトークはもちろん、音声通話・ビデオ通話も可能です。
ゼミや研究室単位の組織編制と連動させることができ、グループ別のノートや共有カレンダーで課題や予定を共有可能で、参加メンバーの空き時間を検索できる機能もあり、急な対応が求められる時にも役立ちます。
普通のLINEと少し違うのは「ホーム」という掲示板機能と「アンケート」機能でしょうか。ホームはタイムラインとも似ていますが、掲示板ごとに閲覧および編集の権限設定ができるので秘匿性を保ちながら情報共有を前提とした投稿ができます。また、自分の投稿の既読状況もチェックできるので連絡漏れが起きにくいのが便利です。そして、アンケート機能で出欠確認・意思確認・意識調査なども容易にできます。
有料プランに入れば、メールシステムが使えたり、Driveというオンラインストレージをグループメンバーとシェアすることで簡単にファイル共有ができます。

今回は、大学ならではのゼミやグループワークといった学習活動に際して使える便利なアプリを4つ紹介しました。コロナ禍において大学の授業や課題管理のスタイルが変わっていく中で、こうしたオンライン環境で色々なことを共有できるアプリの重要性が高まっています。
スケジュール共有やファイル共有、リアルタイムかつ遠隔でのコミュニケーションやミーティング、発表会など、従来はリアルに顔を突き合わせていたことも、今ではすべてオンラインで可能になりました。
少なくとも講義形式の授業は今後もオンライン授業が続くでしょうし、今後も新しい生活様式に慣れていかないといけません。大学を出て社会人になっても、働き方改革などの問題で情報共有やミーティングの在り方も年々大きく変動していくでしょう。
そうした激流の時代に向けて、学生のうちからこうしたオンラインの力を存分に活用して慣れておくことをおすすめします。
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