はじめての一人暮らしの部屋探し。
間取り図や写真を見て「ここ良さそう！」と思っても、実際に住んでみると「こんなはずじゃなかった……」となることもあります。

家賃や駅からの距離だけで決めてしまうと、暮らし始めてから困るポイントもたくさん。
ここでは、一人暮らしの部屋選びで「見落としがちだけど大事なチェックポイント」をまとめました。

これから物件を見に行く人は、ぜひ参考にしてみてください。

日当たりと窓の向きは必ず確認

内見のときは、部屋の明るさや窓の向きもチェックしておきたいポイントです。

同じ間取りでも、方角によって部屋の印象は大きく変わります。
日当たりが悪い部屋だと、昼間でも照明が必要になったり、冬場にとても冷えやすかったりします。

反対に、西日が強すぎる部屋は、夏に室温が上がりすぎて冷房代がかさむことも。
「南向きが一番いい」とは限らず、自分の生活スタイルとあわせて考えることが大切です。

騒音は「周りの環境」もセットで見る

部屋の中だけでなく、建物の周辺環境も大事です。

・近くに大きな道路があるか
・線路や踏切が近くにないか
・飲食店やカラオケ、バーなどが並んでいないか

昼間は静かでも、夜になると人通りや車の音が一気に増えるエリアもあります。
できれば、夕方〜夜の時間帯にも一度周辺を歩いてみると、実際の雰囲気が分かりやすいです。

上の階や隣の部屋の生活音が気になるかどうかも、内見のときに少し耳を澄ませてチェックしてみましょう。

収納スペースとコンセントの位置

引っ越してから「服をしまう場所が足りない」「コンセントが少なくて不便」という声は意外と多いです。

クローゼットの幅や奥行き、棚の有無などは、実際に扉を開けて確認しておきましょう。
ハンガーをかけるスペースが少ないと、コートやスーツの置き場に困ることもあります。

また、コンセントの位置も要チェックです。
ベッドや机を置きたい場所の近くにコンセントがあるか、延長コードがないと厳しそうか、イメージしながら見ると失敗が減ります。

お風呂・トイレ・キッチンの使いやすさ

水回りは、写真だけでは分かりにくい部分です。

・お風呂や床にカビや黒ずみがないか
・換気扇はきちんと動くか
・キッチンの作業スペースが狭すぎないか
・コンロは一口か、二口か

毎日のように使う場所なので、小さなストレスが積み重なると生活の満足度に直結します。
自炊をする予定がある人は、キッチンの広さや収納量も忘れずに見ておきましょう。

ゴミ出しルールと置き場のチェック

一人暮らしで意外と見落とされがちなのが「ゴミ出しのルール」です。

・ゴミ置き場はどこにあるか
・分別は細かいか
・燃えるゴミの収集日は週に何回か

ゴミ出しの曜日が少ないと、部屋にゴミ袋を置いておく期間が長くなり、においや虫の原因になることもあります。
マンションによっては、24時間ゴミ出し可能な物件もあるので、自分の生活リズムと合わせて確認しておきたいポイントです。

インターネット環境も要チェック

大学生活では、オンライン授業やレポート提出などで自宅のネット環境が必須になることもあります。

・インターネット無料物件かどうか
・自分で回線契約が必要か
・通信速度はどの程度か

「Wi-Fi付き」と書いてあっても、実際には速度が遅くてストレス…という場合もあります。
可能であれば、不動産会社に回線の種類を聞いておくと安心です。

防犯面は「オートロックだけ」で判断しない

一人暮らしでは、防犯面も重要です。

オートロック付きの物件は安心感がありますが、それだけで決めるのは危険なことも。

・エントランスや廊下が明るいか
・人通りのある道から近いか
・共有部分がきれいに管理されているか

こうした点も、防犯性を判断する材料になります。
できれば、夜の時間帯に周辺の道を歩いてみて、暗すぎないかどうかを確認しておきましょう。

「家賃」だけで選ばないことが大事

家賃はもちろん大事な条件ですが、「安いから」という理由だけで決めると、あとで後悔することもあります。

通学時間、生活のしやすさ、治安、部屋の設備…。
どれか一つではなく、全体のバランスで考えることが、一人暮らしを快適に続けるコツです。

司興産の学生マンションなら、こうした条件をふまえた上で、学生生活に合った物件選びができます。
日中は管理人さんが常駐していて、24時間つながるコールセンターもあるため、防犯面でも安心。
食堂付き物件なら、忙しい毎日の食事もサポートしてくれます。

「ここにしてよかった」と思える部屋に出会えるように。
気になる物件があったら、今回のチェックポイントも思い出しながら、じっくり選んでみてください。