2023.05.27 Life Style

身近なシンボルマーク 第二弾

身近なシンボルマーク 第二弾

以前、『身近なシンボルマーク 第一弾』を紹介しました。
今回も身近なシンボルマークを紹介したいと思います。

前回は見たことがあるマークや知っているマークが多かったと思いますが、今回はあまり知られていないマークもあると思います。今回の記事で知って貰えればと思いご紹介します。

耳マーク

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出典: 一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークです。また、窓口等に掲示されている場合は、聴覚障害者へ配慮した対応ができることを表しています。

聴覚障害者は見た目には分からないために、誤解されたり、不利益をこうむったり、社会生活上で不安が少なくありません。

※このマークを提示された場合は、相手が「聞こえない・聞こえにくい」ことを理解し、コミュニケーションの方法等への配慮(口元を見せゆっくり、はっきり話す・筆談で対応する・呼ぶときは傍へ来て合図する・手話や身振りで表すなど)について御協力をお願いします。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
TEL:03-3225-5600
FAX:03-3354-0046

ヒアリングループマーク

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出典: 一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

「ヒアリングループマーク」は、補聴器や人工内耳に内蔵されているTコイルを使って利用できる施設・機器であることを表示するマークです。

このマークを施設・機器に掲示することにより、補聴器・人工内耳装用者に補聴援助システムがあることを知らしめ、利用を促すものです。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
TEL:03-3225-5600
FAX:03-3354-0046

オストメイト用設備/オストメイト

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出典:時事メディカル

オストメイトとは、がんなどで人工肛門・人工膀胱を造設している排泄機能に障害のある障害者のことをいいます。

このマーク(JIS Z8210)は、オストメイトの為の設備(オストメイト対応のトイレ)があること及びオストメイトであることを表しています。

※このマークを見かけた場合には、身体内部に障害のある障害者であること及びその配慮されたトイレであることを御理解の上、御協力をお願いします。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
TEL:03-3221-6673
FAX:03-3221-6674

ハート・プラス マーク

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出典:ハート・プラスの会

「身体内部に障害がある人」を表しています。身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱・直腸、小腸、肝臓、免疫機能)に障害がある方は外見からは分かりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。

※内部障害の方の中には、電車などの優先席に座りたい、障害者用駐車スペースに停めたい、といったことを希望していることがあります。譲る事が出来るのであれば譲ってください。

 このマークを着用されている方を見かけた場合には、内部障害への配慮について御理解、御協力をお願いします。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
特定非営利活動法人ハート・プラスの会
TEL:080-4824-9928

ヘルプマーク

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出典:東京都福祉保健局

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです(JIS規格)。

※ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
東京都福祉保健局障害者施策推進部計画課社会参加推進担当
TEL:03-5320-4147

手話マーク

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出典:全日本ろうあ連盟

耳が聞こえない人が手話でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、手話による対応ができるところが掲示できます。また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身に着けるビブスなどに掲示することもできます。

※耳が聞こえない人等がこのマークを提示した場合は「手話で対応をお願いします」の意味、窓口等が掲示している場合は「手話で対応します」等の意味になります。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
一般財団法人全日本ろうあ連盟
TEL:03-3268-8847
FAX:03-3267-3445

筆談マーク

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出典:全日本ろうあ連盟

耳が聞こえない人、音声言語障害者、知的障害者や外国人などが筆談でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗など、筆談による対応ができるところが掲示できます。また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身に着けるビブスなどに掲示することもできます。

※耳が聞こえない人等がこのマークを提示した場合は「筆談で対応をお願いします」の意味、窓口等が掲示している場合は「筆談で対応します」等の意味になります。

所管先(マークに関する問い合わせ先)
一般財団法人全日本ろうあ連盟
TEL:03-3268-8847
FAX:03-3267-3445

今回は前回に比べて見たことがないマークもあったと思います。
しかし、思いやりの気持ちやマークの意味を理解する事、手を差し伸べるのは変わりません。
前回も記載しましたが、声をかけるのは勇気がいります。しかし、その一言で救われる方もいらっしゃいます。
1人が知っているのと知らないのでは、住みやすさ、行動のしやすさが違います。
この記事を見た方が少しでもマークの意味を理解し、少しでも優しい気持ちを持って頂ければと思います。

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