2025.05.17 Life Style

大学生の最新キャッシュレス事情は?

大学生の最新キャッシュレス事情は?

大学生の間では、近年キャッシュレス決済の普及が進んでいます。
消費者庁が行った「令和2年度大学生のキャッシュレス決済に関する調査・分析 報告書」によると、
半年間でのキャッシュレス決済の利用頻度は、「ほぼすべての買い物で利用している」と回答した人の割合が約 18%、「買い物する際の2回に1回程度は利用している」が約 42%と合わせて約6割の大学生が日常的にキャッシュレス決済を使用しています。

大学生がキャッシュレスを選ぶ理由とは?

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キャッシュレスによる支払いの便利さ

キャッシュレス決済は、スマートフォンひとつで買い物や支払いが簡単にできる便利さが魅力。
例えば、大学生に人気の「PayPay」や「楽天Pay」は、利用するだけでポイント還元が受けられることが多く、手軽にお得感を得られます。
また、財布を忘れてもスマートフォンがあれば問題なく支払いを済ませられる点も、忙しい大学生にとって大きなメリットです。
さらに、現金を持ち歩く必要がないため、財布の中が軽くなるといったメリットも支持を集めています。

利用履歴が簡単にみられる

キャッシュレス決済は家計管理を助けるツールとしても優れています。
多くの決済アプリやクレジットカードは支払い履歴がデジタルで記録されるため、大学生でも家計簿アプリと連携することで支出を簡単に振り返ることが可能。
「現金派」の大学生からは、財布の中のお金で直接管理する意見もありますが、キャッシュレス派にとってはアプリ内で支出の増減が一目瞭然で把握できる点が評価されています。
特に、特典やポイント還元など、効率よくお金を管理しつつ有効に活用できるのが大きなメリットです。

キャッシュレスのデメリットやリスクは?

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キャッシュレス決済には、現金払いにはない不安要素もあります。
その一つが不正利用のリスク。
例えば、スマートフォンの紛失やスキミング攻撃などが挙げられます。
しかし、近年は二段階認証の導入や上限利用額の設定など、セキュリティ対策が充実してきました。
大学生がキャッシュレスを使う場合、アプリのセキュリティ機能を十分に活用し、パスワード管理の徹底やこまめな利用履歴の確認を行うことが重要です。
こうした対策を取ることで、安全かつ安心してキャッシュレス生活を送ることが可能になります。

現金とキャッシュレス、どっちがいい?

現金派の学生は、「財布の中の残金を目で確認できるため、使いすぎを防止できる」という意見が多く、特に小額の現金を持つことで管理の利便性を感じているという意見があります。
一方、キャッシュレス派の学生は、「ポイント還元のメリットが大きい」や、「家計簿アプリと連携して使いすぎを管理できる」という点を評価しています。
ただし、支払い方法をキャッシュレスから現金に戻した学生も一定数おり、「キャッシュレスでは無駄遣いしがち」という声も目立ちます。

また、災害や通信障害が起きた時、キャッシュレス決済だと使えなくなるリスクがあるので、完全キャッシュレスにするのではなく、手元に現金を持っておく方がよいでしょう。
今ではずいぶんキャッシュレス決済ができるお店が増えましたが、未だに現金のみのお店も少なくありません。
そんな時に備えて、最低限の現金は持っておくのがおすすめです。

キャッシュレスの種類

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交通系電子マネー

大学生にとって通学や移動に欠かせない交通系電子マネーは、日常生活の中で非常に便利なツールです。
定期券として使えるのはもちろん、駅ナカのコンビニやカフェでの支払いにも対応しており、財布を出さずにスムーズな決済が可能。
特にSuicaやPASMOといった交通系電子マネーは、多くの大学生が愛用しており、チャージの手軽さや利用施設の多さが支持される理由となっています。

さらに、最近ではスマートフォンのアプリと連携することで、チャージ忘れの不便さを解消できます。
スマホ決済機能を活用すれば、わざわざ現金をATMで引き出す手間も省け、忙しい学生生活を支える大きな味方となるでしょう。

主流のQRコード決済アプリ

大学生に人気のキャッシュレス決済手段として、QRコード決済アプリが挙げられます。
ポイント還元キャンペーンも頻繁に実施されているため、節約志向の学生たちにとって嬉しい選択肢となっています。

また、QRコード決済はクレジットカードに比べてスマートフォンさえ持っていれば使える手軽さが魅力。
大学の学食や近隣の飲食店でも対応が進んでおり、日常の細かな支払いに便利だと感じている学生が増えています。

クレジットカードとデビットカード

デビットカードと聞いてピンとこない人も多いと思います。
クレジットカードは後払い方式で、ポイント還元制度が充実しているため、生活費やネットショッピングで重宝されています。
一方、デビットカードは口座残高の範囲内で即時決済が行われるため、使いすぎを防ぎたい学生に向いています。

クレジットカード1枚をメインにしながら、必要に応じてデビットカードを併用する形をとっている人もいます。
例えば、高額な買い物や毎月の固定支払いにはクレジットカードを使い、日々の少額な出費にはデビットカードを選ぶなど、両者の特性を活かしつつバランス良く利用しているのが特徴です。

いかがでしたか?
最近は多種多様な決済方法がありますが、使いすぎを防止する観点も考え、自分に合ったものを使うようにしましょう。

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