
「掃除、できればしたくない」
「気づいたら散らかってるけど、ちゃんと掃除する気力がない…」
そんな人も、きっと少なくないはず。
一人暮らしの大学生は、授業やサークル活動、アルバイトで毎日くたくたですよね。
汚い部屋は嫌だけど、掃除をする時間もない……。
今回は、ズボラさんでも実践しやすい「そもそも散らからない・汚れにくい」部屋づくりのコツをご紹介します。
床に物を置かない

部屋が汚く見える一番の原因は「床に物があること」。
逆に言えば、床が見えていればそれだけで「片付いてる風」に見えるんです。
・服は椅子や床に置かず、ハンガーラックへ
・ カバンはフックやかごに「帰る場所」を用意
*・コンビニの袋やDMもすぐにゴミ箱へ
とにかく、床を「何もない面」にしておくだけで、掃除しなくてもスッキリ感が保てます。
「掃除道具が見える」方がズボラには合ってる

クイックルワイパーやコロコロを、あえて見える場所に立てかけておくのがコツ。
「わざわざ取りに行く」だと面倒でやらなくなりますが、目に入れば「ついで掃除」ができちゃう。
・テレビの横にコロコロ
・洗面台の足元に使い捨てフロアシート
・ティッシュの横にハンディワイパー
掃除グッズはしまわずに、飾る感覚で取り入れてみましょう。
汚れやすい場所は「汚れにくく」しておく

水回りや玄関など、すぐ汚れる場所は「そもそも汚れにくい仕組み」をつくるのが正解。
・洗面台には撥水シートを貼って、水垢防止
・コンロ周りは使い捨てのアルミカバーを敷く
・靴は出しっぱなしにしない収納習慣を
「掃除する」より「汚れないように防ぐ」ほうが、ズボラには断然ラクです。
“飾らない”=散らからない
インテリアにこだわりたい気持ち、すごくわかります。
でも、「物が多いと散らかりやすくなる」のも事実。
・飾る雑貨は「トレーの上」にまとめて、動かしやすく
・観葉植物は“増やしすぎない”が吉
・テーブルの上は「いつも1つだけ」とルールを決める
選ぶ基準は、「掃除のときに動かさなくていいかどうか」。
結果的にそれが、暮らしやすさにつながります。
「やらなきゃ」ではなく「やれるときだけ」でいい

部屋が汚れない最大のコツは、「掃除のハードルを下げる」こと。
・気づいたときに1分だけ片付ける
・週に1回“床だけ”拭く日を決めておく
・ゴミは「出す前日」にまとめる習慣だけつける
完璧ではなくても大丈夫ですし、全部やらなくてもいい。
「いつもそこそこキレイ」をキープできたら、それだけで十分!
部屋は片づけが得意かどうかではなく、「散らからない仕組みをつくれているかどうか」で決まるのかもしれません。
「掃除しなくてもなんとなくきれい」という状態が、一番いい状態なのかも。
「掃除はしない。でも汚くならない部屋」
ちょっとした工夫で、今日からつくってみませんか?