2020.03.25 Study

京大OGシリーズ 受験生の年間スケジュール

京大OGシリーズ 受験生の年間スケジュール

だんだんと気温が暖かくなって、過ごしやすくなる春は、なんとなく気分も上がってきますよね。
ですが、高校3年生になったら浮かれているばかりではいけません。
そう、3年生といえば受験生。
これから志望大学に合格するための長い1年が始まるのです。
「まだ1年あるしいいや」なんて思っていませんか?
4月になると同時に受験生活もスタートしているんです。
今回はざっくりと1年間のスケジュールをまとめてみました。

受験生になると何が違うの?

高校1、2年生の時と3年生で大きく違うのは勉強量でしょう。
「そんなのあたりまえじゃん!」と思うかもしれませんが、具体的に言うと学校で行う補習や模試の数がぐーんと増えるんです。
補習のカリキュラムなどは学校によって異なりますが、私の高校では授業だけでは範囲がなかなか終わらず、放課後にも特別授業がありました……。
それだけでなく、特に夏以降は大学別の模試やマーク模試などが月1くらいのペースであったり、授業でも毎回テストがあったり……と、とにかく勉強漬けの毎日。
塾に通っている人はそちらでも勉強時間があり、一息つけるのは一瞬……という感じ。

ここで1番重要なのは、学校の授業も模試も「ただ受けるだけ」にならないこと。どれだけ勉強時間が長くても、ぼんやり授業を聞いていたり、模試で復習をしないと学力は伸びません。
身を引き締めるためにも、4月にざっくりと1年間のスケジュールを組み、目標を明確にすることが大切なんです。

1年間のスケジュール

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まず、受験には共通一次試験と大学別の二次試験があります。
共通一次試験のみが必要な大学は別ですが、志望校が二次試験のある大学の場合は、1年を通してその試験を攻略するための勉強が必要になります。
だからと言って、いきなり二次試験の問題に取り掛かっても撃沈する可能性が高いでしょう。
まだ3年生の範囲を履修し終えてないのですから当然のことです。

志望校が決まって初めにすべきなのは、二次試験の過去問をざっくりとでいいので見ておくこと。
「大学に入るためにはこのレベルの問題を解かなければいけない」と意識することで、受験生としての自覚が芽生えます。
それが終わったら、ざっくりと1年間の計画を立てましょう。

4〜7月は基礎固め

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こちらの記事(4月〜6月の勉強方法 の記事)でもご紹介しているように、1学期は基礎固めの時期。ここでいきなり応用問題ばかり解くのは逆効果です。
たとえば、ピアノを弾こうとしても楽譜が読めなくては何もできませんよね?
それと同じで、基礎が分かっていないのにもかかわらず応用問題を解こうとしても解けないものです。
英単語や古文単語、漢文の句法などを積極的に勉強するのもこの時期。
まずは問題を解くのに必要な基礎知識を身につけましょう。

夏休み

夏休みは授業がないので、じっくりと自分のペースで問題を解く絶好の機会。
1学期に勉強した内容を総復習したり、基礎問題がたくさん載っている問題集を何度も解いて、しっかりと知識を自分のものにしましょう。
二次試験の問題も肩慣らしに何度か解いてみるのもおすすめです。
もちろん応用問題を解いてもいいのですが、あくまで重視すべきなのは基礎の方。
遠回りをしているように思えるかもしれませんが大丈夫。
ここで培った基礎力が後々に身を助けます。
模試や補習なども多いので、そちらもしっかり復習するようにしてくださいね。

9〜12月

夏休みにしっかり基礎を学んだら、応用問題をじゃんじゃん解いていきましょう。
大学の過去問や模試などを中心に、もう一段階上の学力を身につける時期です。
この時期は分からない問題に直面して悩む頃かもしれません。
でも、焦らずに毎日一つ一つ苦手を潰していきましょう。

12月半ばくらいからは、共通一次試験の対策に取り組みましょう。
共通一次試験では限られた時間の中で手際よく問題を処理する能力が求められます。
そんなに遅くから勉強を始めて大丈夫!?と不安になるかもしれませんが、大丈夫。
二次試験を解く実力があるのなら、共通一次試験は「慣れる」のみです。
各教科ごとに時間を計って「慣れる」ことを意識しながら解きましょう。

1月〜2月

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1月はいよいよ共通一次試験。
結果がどうあれ、それが終わったらすぐに二次試験に切り替えなければいけません。
ここまで来たらもうひたすら過去問を解くのみ!
志望校合格に向かって突き進みましょう。
ここでも1番大切なのは「復習」。分からない問題があると落ち込むかもしれませんが、逆に言えばそれはチャンスです。
「この問題を本番前に解くことができてよかった」と思うようにしましょう。
体調管理もしっかりとしてくださいね。

いかがでしたか?
今回はざっくりと1年のスケジュールをまとめてみました。
受験生の1年がなんとなく分かったでしょうか。
大切なのは「合格したい」と思う強い意志。
ここでの頑張りが人生を左右します。

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