2020.05.09 Study

今更聞けない!TOEIC その2 Listening & Reading Testの構成

今更聞けない!TOEIC その2 Listening & Reading Testの構成

前回の「その1 TOEICって何?受けた方がいいの?」では、TOEICがどういうものかをご紹介しました。
その中で、TOEICにはテストの形式以下の2種類あるとお伝えしました。

・TOEIC Listening & Reading Test……聞く力・読む力を測るテスト
・TOEIC Speaking & Writing Tests……話す力・書く力を測るテスト

今回はこの2つをもう少し詳しく解説していこうと思います。

TOEIC Listening & Reading Test

一般的に最も受ける機会が多いのがこちらのテストでしょう。
まずはリスニングが約45分間、100問。
そしてリーディングが約75分間、100問です。
合計200問の問題を約2時間で解くもので、すべてマークシート方式で記入します。
問題用紙と解答用紙は別で、問題用紙はメモをしたり、持ち帰ったりすることができないので注意しましょう。

TOEICは誰もが公平に受けることができる世界共通のテストなので、英文のみで構成されています。英文和訳、その反対の和文英訳などの設問や、特定の文化を知らないと理解できないような表現はありません。

リスニングセクション

会話やナレーションを聞いて答える問題です。
どの問題も一度しか放送されず、問題の内容にあたる文は印刷されていません。
集中して挑みましょう。

・Part1 写真描写問題……6問
1枚の写真に関する4つの短い説明文を聞き、写真を正しく描写しているものを選びます。英文が流れる前に写真に写っているものの特徴をピックアップして、何が主語になるか考えておくと単語が聞き取りやすいかもしれません。

・Part2 応用問題……25問
1つの質問または文章と、それに対する答えが3つ放送されるので、ふさわしい答えを選択します。内容はもちろんですが、5W1Hの質問なのかYes/Noで答えるものなのか、など基本的な部分にも注意が必要です。

・Part3 会話問題……39問
2人または3人による会話が放送され、各会話について3つ問題が出題されるので、それぞれ4つの選択肢中から正しいもの選びます。
この問題は、設問と解答が印刷されているので、可能な限り問題の会話が放送される前に設問と解答を読んでおいて、どういう情報が必要なのかを知っておきましょう。
図表など、見た情報を元に答える問題もあります。

・Part4 説明文問題……30問
アナウンスやナレーションなどのミニトークが放送され、各トークについての3つの問題に対して4つの選択肢の中から正しい解答を選びます。こちらもパート3と同じような形式で解答します。

リーディングセクション

印刷された問題を読んで答える問題です。
ここからは自分のペースで解くことができますが、時間配分には気を付けましょう。

・Part5 短文穴埋め問題……30問
不完全な文章を完成させる問題です。4つの選択肢の中からふさわしいものを選びます。
英単語やフレーズを覚えて対策をしましょう。ここで時間を使うのは時間がもったいないので、分からないところはとりあえずマークシートを埋めておくのが得策です。

・Part6 長文穴埋め問題……16問
こちらも不完全な文章を4つの選択肢から適当なものを選び完成させるものですが、単語だけでなく、句や一文を入れなければならないので難易度が高いです。
長文は4つあり、各長文に4問ずつ設問があります。

・Part7 長文読解問題……54問
一つの文章、または複数の文章をもとに4つの選択肢から適当なものを選択して解答します。複数の文章では、メールのやりとりがよく出題されています。
正しく内容を把握するだけでなく、文中の情報から内容を推測する問題もあるところが長文読解の難しい点です。
いろいろな問題を解いてどのような質問の仕方があるか見てみると、本番で戸惑わないでしょう。

TOEICテストの構成をまとめてみましたが、どのようなものかイメージは湧きましたか?TOEIC Listening & Reading Testを受けるときには参考にして、勉強と試験を乗り越えてくださいね。

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