一人暮らしをしていると、宅配便の受け取りや来客対応などで玄関を開ける機会は意外と多いもの。
でも、その“ちょっとした油断”が思わぬトラブルを招くことがあります。
特に、最近では宅配業者を装った不審者や、営業を装って個人情報を聞き出すケースも増えています。
今回は、一人暮らしの学生が気をつけたい「玄関まわりの防犯チェックポイント」を紹介します。
インターホンを必ず確認する
まず、玄関のチャイムが鳴ってもすぐにドアを開けないこと。
ドアスコープやモニター付きインターホンで相手の顔を確認しましょう。
「宅配です」と名乗られても、制服や名札をしっかり確認するのが基本。
荷物が届く予定がない場合や、違和感を感じた場合は玄関を開けずに「どちらからのご用件ですか?」とドア越しに声をかけるようにしましょう。
最近は“再配達を装う偽業者”も報告されています。
不審なときはドアを開けず、宅配業者の公式サイトやアプリから配送状況を確認するのが安全です。
玄関ドアは「少し開ける」もNG
相手を確認するために少しだけドアを開ける行為も危険です。
チェーンロックをしていても、無理やり押し込まれるリスクがあります。
必要な場合はドアを閉めたまま話すか、モニター越しに対応しましょう。
特に女性の一人暮らしでは、相手に部屋の中が見えないよう、ドアを開ける角度や照明の位置にも気をつけると安心です。
郵便ポストや表札にも注意
郵便受けから名前や住所が丸見えだと、個人情報が狙われる危険があります。
チラシやDMがたまると「不在が多い部屋」と思われることも。
不要なチラシはこまめに処分し、表札にフルネームを出さないようにしましょう。
郵便ポストの鍵付きタイプを使うのも効果的です。
通販の段ボールにも注意が必要です。
宛名シールはそのまま捨てず、個人情報の部分を切り取ってから処分するようにしましょう。
夜の来客は基本出ない
夜遅くにインターホンが鳴っても、むやみに応答しないこと。
知り合いであっても、予定がない来訪は出ない方が安全です。
どうしても必要な場合は、相手を確認してから対応しましょう。
また、宅配便の時間指定はなるべく日中に設定し、夜間の受け取りは避けると安心です。
玄関まわりを明るく保つ
防犯の基本は「狙われにくい環境をつくること」。
玄関まわりや共用廊下は、明るい照明を保つだけでも防犯効果が高まります。
玄関ドアの前に傘や荷物を置きっぱなしにしていると、「生活がだらしない=警戒心が低い」と思われることもあるので注意しましょう。
防犯グッズも活用しよう
ドアの補助ロック、防犯ブザー、窓用のセンサーなど、手軽に取り入れられる防犯グッズもおすすめです。
ホームセンターや100円ショップでも手に入るので、ひとつ備えておくと安心です。
より安心できる暮らしを選ぶなら
どれだけ注意していても、一人暮らしには不安がつきもの。
そんな人におすすめなのが司興産の学生マンションです。
日中は管理人さんが常駐しており、ちょっとした困りごとにもすぐ相談できます。
さらに、24時間つながるコールセンターがあるので、夜間や休日でも安心。
居住者は学生のみのため、周囲に同世代が多く、防犯面でも心強い環境です。
オートロックだけに頼らず、「人の目がある安心」を選ぶこと。
それが、安全で快適な一人暮らしを続けるための大切なポイントです。


